ホームシアターライフ

過去の名画にも挑戦していきます

異動辞令は音楽隊! 日本 2022年 119分 ☆☆☆

<映画の感想> 阿部寛さんと音楽が絡む映画が好きなので、楽しみにしていました。 刑事課のシーンは、こんな上司がいたら大変だろうなと思う反面、被害者の生命や財産を侵害した犯人を取り逃がすわけにはいかないという使命感からある程度の熱意はやむを得…

ヒトラーのための虐殺会議 ドイツ 2022年 112分 ☆☆☆☆☆

<映画の感想> 第二次世界大戦中にユダヤ人をどう扱うかについて行われた実際の会議を再現した作品です。ヴァンゼー会議とも言われます。 ドイツ語で白熱した議論が交わされるので、話についていくのに苦労し、頭を整理するために途中で中断し、2回に分けて…

劇場版SPY×FAMILY CODE:White 日本 2023年 110分 ☆☆☆☆

<映画の感想> 今年最初の映画は、劇場版スパイファミリーでした。 第1期のアニメをアマゾンプライムでまとめて見て面白く感じ、第2期をリアルタイムで見てわくわくしていたので、このタイミングで映画があるなら、観に行かない理由はありません。 109シネ…

用心棒 日本 1961年 110分 ☆☆

<映画の感想> 対立する2つの集団を一人の侍がかき乱して本格的な抗争にするという話です。 本当などきどきわくわく楽しめるはずなのですが、この作品に構成がよく似た漫画(どらン猫小鉄)を読んでいたせいで、心から楽しむことはできませんでした。 話の…

ALI アリ アメリカ 2001年 157分 ☆☆☆

<映画の感想> モハメド・アリの自伝的作品です。「蝶のように舞い、蜂のように刺す」のフレーズを信じて迫力あるボクシングシーンを期待してました。でも、当然のことですが、演じているのはボクサーではなく俳優ですから、本当のボクシングのように強く殴…

WATARIDORI フランス 2001年 99分 ☆☆☆

<映画の感想>大自然を飛び回る鳥たちの映像に圧倒されました。移動中に降りかかるいろいろな災難を乗り越えて、自分も鳥になったような気分で観ていました。鳥や自然に興味のない人にとっては単調で退屈な作品だと思いますが、観る価値はあると思います。 …

リトル・マーメイド 洋画 2023年 135分 ☆☆☆☆

<映画の感想> リトル・マーメイドは、ディズニーシーのマーメイドラグーンやアンダーザシーの音楽が好きでしたが、オリジナルのアニメは観たことがありませんでした。 事前知識があまりなかったこともあってか、ストーリーが新鮮で、音楽も魅力的な上に迫…

座頭市 邦画 2003年 115分 ☆☆☆

<映画の感想>これまで観た映画の中でも本作のような音の使い方はありませんでした。 あのリズムのある音は撮影後に付けたそうですが、とても面白かったです。 ストーリーもしっかりしていて楽しめました。 <キーワード>ビートたけし 浅野忠信 北野武 <…

名もなきアフリカの地で 独画 2001年 141分 ☆☆☆

<映画の感想>ユダヤ人の家族が、ナチスの迫害から逃れるためにアフリカに渡ります。 ドイツでは弁護士として活動していた夫も、アフリカの農場ではただの人であり、また妻はなかなかアフリカでの生活に馴染めません。 このような状況で英国の敵性外国人で…

ラストサムライ 洋画 2003年 154分 ☆☆☆☆

<映画の感想>2003年の興行収入トップだけのものはあります。非常に楽しめました。 この作品は、緻密な時代考証をした邦画ではなく、あくまで洋画のフィクションということを踏まえた上で観る方が、もやもやしなくてよいと思います。 <キーワード>トム・…

ALWAYS 三丁目の夕日 邦画 2005年 133分 ☆☆☆☆☆

<映画の感想>はっきり言って、最高です。 笑いあり泣きあり東京タワーありと邦画のよさがよくわかります。 CGも「スパイゾルゲ」のようにわざとらしくなく、しっかりと調和しています。 吉岡秀隆も「半落ち」の裁判官役で見たときはいまいちだなあ、と思っ…

モリー先生との火曜日 洋画 1999年 90分 ☆☆☆☆

<映画の感想>大学時代の恩師がALSに侵され、日々衰弱していくなかで、忙しい生活を送っていた教え子が恩師によって変わっていくという作品です。 テーマは生、死、愛、依存など普段は正面から論じにくいものを扱っており、とてもためになります。 人生観が…

Ray/レイ 洋画 2004年 152分 ☆☆☆

<映画の感想> レイ・チャールズの生涯を描いた作品です。 偉大なアーティストの成功物語を素晴らしい音楽とともに聞かせてくれる娯楽映画だとばかり思っていましたが、実際にはハンディキャップやドラッグなどの重いテーマが多く、深い作品でした。 レイ・…

レインメーカー 洋画 1997年 135分 ☆☆☆☆

<映画の感想> 法廷ものでは他の追随を許さないジョン・グリシャムの作品です。 法廷シーンは長いですが、だらだらしていないので、長いという印象はまったくありません。 取り上げられているテーマはいくつかあり、それらが同時進行で進んでいきます。派手…

13階段 邦画 2003年 122分 ☆☆☆

<映画の感想> この作品のテーマは死刑です。 洋画では『デッドマン・ウォーキング』、『ライフ・オブ・デビット・ゲイル』のように死刑をメインテーマにした作品は多いですが、邦画ではあまりありませんね。 日本の刑務所事情や死刑執行の方法など普段はわ…