<映画の感想>
筆者が高校生の時に映画館で観て、大きな影響を受けた作品がこの「評決のとき」でした。
当時は、文系に進むか理系に進むか迷っていた頃で、この作品が法学部進学の一因となったといっても過言ではないと思います。
久しぶりにDVDで観ましたが、ラストシーンを知っているだけに当時ほどの感動はありませんでした。ただ、結末を知っていても何度も見たくなる映画だと言えます。
アマゾンプライムでも観られますので、プライム会員の方には是非観ていただきたいです。
原作者のジョン・グリシャムの作品は、他にも「ペリカン文書」、「ザ・ファーム」、「依頼人」、「レインメーカー」、「ニューオーリンズ・トライアル」などがあり、考えさせられる作品ばかりでどれも観る価値があると思います。
なお、ベストセラーになった原作本には、アメリカの司法手続の過程が詳しく記述されており、非常に興味深いです。
<キーワード>
陪審制度、人種差別、私的制裁、KKK(クー・クラックス・クラン)
マシュー・マコノヒー、ジョエル・シュマッカー、
サンドラ・ブロック、サミュエル・L.ジャクソン、ジョン・グリシャム
<鑑賞の記録>
番号 03-02