<映画の感想>
バーで起きた不同意性交(これまでの強制性交、強姦)事件について被害者、検察官、被疑者、弁護士、目撃証人がそれぞれの立場で自己の利益のために行動します。
司法取引、陪審制度など日本とは違うところもありますが、日本でも起こりうることだけに他人事という気がしませんでした。
ジョディー・フォスターの体を張った演技にはリアリティを感じました。
この作品でアカデミー主演女優賞を獲ったのは納得です。
法廷シーンは不同意性交罪の教唆犯の裁判がメインで、検察官が陪審員に向かって語りかけるところは心にぐっとくるものがありました。
陪審員は有罪か無罪かを決めるだけですが、日本の裁判員裁判は量刑まで決めますから、評議にはかなり時間がかかりそうですね(この作品では評決が出るまで2日かかっています)。
<キーワード>
ジョディー・フォスター ケリー・マクギリス ジョナサン・カプラン
<鑑賞の記録>
05-32