ホームシアターライフ

過去の名画にも挑戦していきます

23 アカデミー賞受賞作品

名もなきアフリカの地で 独画 2001年 141分 ☆☆☆

<映画の感想>ユダヤ人の家族が、ナチスの迫害から逃れるためにアフリカに渡ります。 ドイツでは弁護士として活動していた夫も、アフリカの農場ではただの人であり、また妻はなかなかアフリカでの生活に馴染めません。 このような状況で英国の敵性外国人で…

Ray/レイ 洋画 2004年 152分 ☆☆☆

<映画の感想> レイ・チャールズの生涯を描いた作品です。 偉大なアーティストの成功物語を素晴らしい音楽とともに聞かせてくれる娯楽映画だとばかり思っていましたが、実際にはハンディキャップやドラッグなどの重いテーマが多く、深い作品でした。 レイ・…

告発の行方 洋画 1988年 110分 ☆☆☆

<映画の感想> バーで起きた不同意性交(これまでの強制性交、強姦)事件について被害者、検察官、被疑者、弁護士、目撃証人がそれぞれの立場で自己の利益のために行動します。 司法取引、陪審制度など日本とは違うところもありますが、日本でも起こりうる…

アビエイター 洋画 2004年 169分 ☆☆☆

<映画の感想>アカデミー作品賞大本命といわれながら主要な賞は獲れなかった作品です(この年の作品賞は「ミリオンダラー・ベイビー」でした。)。 漫画の『課長 島耕作』では、この作品のモデルであるハワード・ヒューズをモデルにしたキャラクターが出て…

皇帝ペンギン 洋画 2005年 86分 ☆☆☆☆☆

<映画の感想>話題になる前からずっと注目していた作品です。ディープブルーを超えています。 かわいさだけでなく厳しさも描かれており秀逸です。 エミリー・シモンの音楽も作品にマッチしていていい感じです。 吹き替え版と字幕版の両方を映画館で観ました…

ファインディング・ニモ 洋画 2003年 101分 ☆☆☆☆

<映画の感想> フルCGがこんなにも美しいものだったとは・・・CGというと現実感のない薄っぺらなものというイメージでしたが、本作のCGは素晴らしいの一言に尽きますね。 子供を意識しているということで、ストーリーも単純で、どきどきはらはらが満…

アメリカン・ビューティー 洋画 1999年 117分 ☆☆☆☆

<映画の感想>アメリカの家族がうまく描かれていて、非常にリアリティがあります。 最初はロリコン中年オヤジの恋愛話のような印象を受けますが、いろいろと深いです。 何年かしてから再び観るとまた違った感想を持つと思います。 なお、年上好きを演じてい…

ブレイブハート 洋画 1995年 177分 ☆☆☆☆

<映画の感想>中世のスコットランドとイングランドの戦いが描かれているいわゆる歴史ものです。 13世紀のスコットランドに実在し、独立と開放を目指して戦ったウィリアム・ウォレスをメル・ギブソンが演じており、その貫禄と迫力はすごいものがあります。…

チョコレート 洋画 2001年 113分 ☆☆☆

<映画の感想>人種差別、死刑執行、自殺、交通事故といった重いテーマを重く扱っている作品です。 この作品の113分の中で、いろいろなことが起こり、息がつけません。 ハル・ベリーの激しい性描写には驚きました。 映画でこんなにすごい絡みを省略せずに表…

ミスティック・リバー 洋画 2003年 138分 ☆☆☆

<映画の感想>豪華なキャストに惹かれて観ました。 ストーリーも悪くなかったと思います。 ただ、両手を挙げて絶賛するほどの作品かと言われると、悩ましいところです。 もっとも、観ないでよいかと聞かれれば、観た方がよいと答えます。 <キーワード>2…

カサブランカ 洋画 1942年 103分 ☆☆☆

<映画の感想>第二次世界大戦中に作られたということもあり、戦時色が強いです。ドイツ兵が歌い始めたら、フランス国歌でそれを遮る場面などもあります。1942年というと、まだドイツが優勢だったころですね。 ストーリーがとても練られているおり、歴史…

ラストエンペラー 洋画 1987年 163分 ☆☆☆☆

<映画の感想>清朝最後の皇帝溥儀の人生を描いた作品です。壮大なスケールと場面展開には驚かされます。 映画を観ていて、栄枯盛衰という言葉が頭の中に浮かびました。 日本からは坂本龍一が音楽だけでなく、甘粕正彦役でも出演もしているのですね。史実と…

エリン・ブロコビッチ 洋画 2000年 131分 ☆☆☆

<映画の感想> 6価クロムによる公害を立証し、史上最高額の賠償金を得たエリン・ブロコビッチさんの実話をもとにした作品です。 ジュリア・ロバーツのパワフルな演技はとてもよかったです。下品な言葉遣いとのギャップも新鮮でした。 また、DVDならではの…

ロード・オブ・ザ・リング 王の帰還 洋画 2003年 203分 ☆☆☆☆☆

<映画の感想>映画の続編の場合、あとになればなるほどつまらなくなるものですが、この作品は一度に撮影されたということもあって、次の公開が待ち遠しい数少ない作品でした。 何といってもスケールの大きさと音響のすばらしさには圧巻されました。映画館で…

ボウリング・フォー・コロンバイン 洋画 2002年 120分 ☆☆

<映画の感想>この映画はたとえ上記のような賞を取っていなかったとしても観たことでしょう。なぜなら、タイトルにあるコロンバイン高校の事件についての新聞記事やニュースの記事を大学1年の英語の授業で山ほど読まされ、強く記憶に残っていたからです。 …

マトリックス 洋画 1999年 136分 ☆☆

<映画の感想> 正直な感想は、SFものはやっぱり合わないなあ、です。CGの多用はお金がかかってそうだなあと思うばかりで・・・ 特典映像で弾丸をよけるシーンを撮るのに、かなり苦労していることを知ることができた点はよかったです。 <キーワード>1…

シカゴ 洋画 2002年 113分 ☆☆☆☆

<映画の感想> ミュージカルを映画化した作品は本当に名作が多いですね。ミュージカルの舞台を意識した場面がところどころにありました。 ジャンルとしてはミュージカル、コメディに分類されるようですが、広義の法廷ものと言ってもよいような気がします。 …

サウンド・オブ・ミュージック 洋画 1964年 174分 ☆☆☆☆☆

<映画の感想> 有名なミュージカルを映画化した作品です。 ドレミの歌やエーデルワイス、マイ・フェイバリット・シングスなどはこのミュージカルから生まれたらしいですね。 一般社会に入り込む戦争の影というものを感じられる名作です。 <キーワード>第…

アカデミー賞記録事典 2013年

アカデミー賞受賞作品をまとめた本が欲しくなり、探してみたところ、見つかったのが、2013年に発売されたアカデミー賞記録事典でした。 受賞作品のデータはもちろんのこと、当時の時代背景やアカデミー賞授賞式の模様が記載されていて、映画好きにはたまらな…