<映画の感想>
対立する2つの集団を一人の侍がかき乱して本格的な抗争にするという話です。
本当などきどきわくわく楽しめるはずなのですが、この作品に構成がよく似た漫画(どらン猫小鉄)を読んでいたせいで、心から楽しむことはできませんでした。
話の流れを全く知らない人にはお薦めです。昔の映画だからと侮ると後悔すると思います。
この映画を観た後に「黒澤明と『用心棒』」という本を借りてきて読んだところ、細かなところにまで様々な工夫がされていることを知ることができました。
映画を観終わった後にこういうドキュメンタリーを読むと、作品に対して作者側がどう考えているのかがわかっていいですね。
<キーワード>
1961年ヴェネチア国際映画祭男優賞
三船敏郎 仲代達矢 黒澤明
<鑑賞の記録>
06-01